東日本地震       3月12日分
 TPPについてのブログを書く準備をしていたのですが、突然の大地震で気持ちも頭も変ってしまいました。今の気持ちを書きます。

 昨夜はずっとテレビに釘付けでした。そして警戒音が流れて地震予報が出るたびに、テーブルの下に身をおき、ずっと潜んでいました。何回あったでしょう・・・。
 そもそも、3月11日の午後の大地震のときは、事務所(民家の3階)にいました。非常に重いキャビネットの収納庫があっという間にすさまじい音を立ててひっくり返りました。下敷きになっていたら大怪我だったでしょう。本棚だらけの事務所で身の置き所がなく、かといって急な階段を下りていく勇気もなく、部屋の隅に固まっていました。長い地震で、ふと“私の人生、これでおしまいになるのかしら”とよぎりました。でも死ぬ気はしなかったのでわりあい冷静でした。
 近所の人がみんな道路に出て非難していました。でも私は、どうしても時間に追われてしなければならないことがあったので、余震の中でパソコンに向かっていました。なんだか情けなかったですが、やらなければならない、間に合わない・・・と。

◆山形の実家とは連絡がとれず、心配しましたが、12日昼にやって連絡がとれて無事でした。食器1個も壊れていないとのこと。停電はしているが大丈夫だと。
◆友人は、ライフラインも途絶え悲痛な声になっている現場の支援にどうしてもいくと、出かけた。
◆私の法人の医師や看護師たちが早速に支援に入ると本日、車で東北に向かった。

 私は何もできない、今の段階では。(阪神大震災のときは現地に向かったが・・)

 せめてできることを一つだけ。転送の転送で回ってきたメールでの情報を伝えます。
「自衛隊の友達からの情報です。千葉、首都圏の方へ。千葉の製油所、製鉄所の火災の影響で、千葉・首都圏では、化学薬品の含まれている雨が降ることが予測されます。傘やレインコートの使用をお願いします! 広めてください!」

 どうぞ、みなさん広めてください。最も心配なことの一つは原子力発電関連です。最悪の事態にならないように祈るばかりです。
                          2011.3.12 17:00