「あんあん」第一号の利用者
「あんあん」第一号の利用者 2017年2月8日
2月1日より「地域看護センターあんあん」が動き始めました。なんと初日に利用者第一号の方に出会ったのです! 契約を結ばせていただきました。
そして、主治医の先生の訪問診療に同席させていただき話し合いを持たせていただきました。
時間をかけた丁寧な説明
長く主治医でいらした医師が退院後、はじめての訪問診療(往診かな?)に合わせて、主治医とケアマネジャーとご家族といっしょの場での打ち合わせというか、会議というか、とにかく大切な場に同席させていただきました。
私は、しばらく現場を離れていましたが、久々に直接的にかかわらせていただく身として参加し、とても勉強になりました。主治医の先生のかかわりは素晴らしかったです。
主治医の先生が、説明・確認したことは次のようです。
・病名・病状の説明
・治療方針の説明とご家族の同意
・今後の予測される経過
・予後予測の説明とかかわる人・事業所の確認
・今後の生活の仕方に関する意見
・他のサービス利用に対する意見
・医療側の支援方法 (訪問診療の頻度や「あんあん」との連携、入院など)
・家族の意思確認(本人の意向を踏まえて)
・ケアマネとの種々の確認
重要な役割を果たすケアマネ
退院の調整や種々のサービス利用、家族の介護負担軽減、介護機器導入など、多方面にわたって一生懸命に支援している様子がうかがえました。特に大まかな方向性等ではなく、具体的に「デイサービス利用時の病状変化・急変時の具体的な対応は誰がどのように?」などと指摘・調整して、役割を的確にはたしていました。
「あんあん」が地域に必要な存在になれるように
「あんあん」の看護職はとても優れた力量をもった専門職です。いっしょに働けることを心から嬉しく思っているし、誇りにも思っています。
みんなの力を合わせて、地域に少しでも役立てる、必要だと思ってもらえる存在になれればと思います。