『だから訪問看護はやめられない』
『だから訪問看護はやめられない』 3月25日分
久々に本を出版しました。『だから訪問看護はやめられない』メデイカ出版です。
編著者:宮崎和加子
漫画:岸 香里
著者:阿部郷子・諏訪部高江・竹森志穂・宮田乃有・渡邊美也子
私の本の紹介のあいさつ文です。
訪問看護に携わる30代の若いナースたちが中心になって本を出版しました。
『だから訪問看護はやめられない』 という本です。
日本で訪問看護の試みがはじまって早30年余。全国に訪問看護は広がりましたが、今ちょっと足踏み状態。これからの日本の社会にとって期待が大きい訪問看護。飛躍的に発展させる鍵keyは『若いナースがどんどんこの分野で活躍すること!!』だと思います。
今、病棟で働いているナースたちに「訪問看護っておもしろいのよ」「20代で一度は訪問看護を経験しよう!」と呼びかける本です。
訪問ナースさん・・・おもしろさを語り合おう
病棟ナースさん・・・とにかく一度現場に来てみて!
看護部長さん ・・・若いナースに訪問看護を体験研修する年単位のシステムを作りましょう!
看護関連学生さん・・病棟経験は、短期間でいいよ。(なくてもいいよ)訪問看護の現場に!
ぜひ、周囲にいるナースにこの本をご紹介ください!! この本が売れることが、訪問看護の将来にさまざまに影響すると思っています。
マンガあり、写真ありで訪問看護の世界にはこれまでになかったような本です。
訪問看護の分野・業界を盛り上げていくことに、どうぞみなさんお力を貸していただけますようお願いいたします。
若手の著者の竹森志穂さんの本の紹介文
「訪問看護がわかる本」を作りました。
これは、訪問看護の技術テキストではなく、訪問看護サービスを紹介する本でもありません。病棟で働いている看護師や看護学生の方々に、「ぜひ一度は訪問看護を経験しよう!」と呼びかけるために書いた本です。
看護職の皆様、また看護職以外の皆様、ぜひ購入して読んでみてください。そして、読み終わった後は、看護師をめざしている友人や知り合い、訪問看護に興味を持っている看護師の方々に、この本を紹介してください。
訪問看護制度を作り上げてきた宮崎和加子さんと一緒に、(比較的)若い訪問看護師が一緒に話し合いながら書きあげました。気軽に読めて、それでいて「訪問看護ってどんな感じなんだろう」という疑問に答えています。前半は、漫画家で看護師の岸香里さんが、実際のケースを参考にして漫画を書いてくれました。訪問看護師の皆さんは、「いるいる、こういう利用者さん」「あったあった、こんなこと」ときっと感じると思います。まだ訪問看護を経験していない皆さんには、「へー、訪問看護って面白いかも」と思っていただけると信じています。
訪問看護の面白さのひとつは、「思い通りにいかないこと」です。そのことでもちろん大変なこともありますが、だからこそ工夫しがいがあり、新しい利用者さんの姿や自分自身を発見したりすることにつながります。
そのような訪問看護の楽しさや面白さを率直にお伝えする本です。
どうぞよろしくお願いいたします。(いろいろ事情があり、購入していただきたいのです。2200円)
うまく表紙の絵を貼り付けることができなくてすみません。インターネットで題名を検索するとかわいい個性豊かな表紙出てきますので、どうぞご覧下さい。