『訪問看護アクションプラン2025』

『訪問看護アクションプラン2025』      2015年5月5日分

訪問看護関連3団体(日本看護協会・日本訪問看護財団・全国訪問看護事業協会)で、2025年に向けて『訪問看護アクションプラン2025』を作成しました。

“策定にあたって”より抜粋
2009年3月に、訪問看護に関連する3つの団体が設置した訪問看護推進連携会議*が中心となって『訪問看護10ヵ年戦略』(在宅ケアの最前線!~明日の在宅ケアを考えよう~)を作成し、これを指針として、日本の訪問看護の推進をしてきました。
それから5年が経過し、訪問看護をめぐる状況が大きく変化したため、『訪問看護10ヵ年戦略』を見直し、再編することにしました。
 私たち訪問看護を担当する事業者・事業所・職員が取り組むべき事項について、2025年に向けて訪問看護が目指す姿とその達成に向けたアクションプランとしてまとめています。時代の変化を国民の立場でとらえ、私たちがどう変化していかなければならないか、具体的にどう事業を実践すべきなのかの指針となればと思います。
 また、広く国民の方々に訪問看護を知っていただくためのツールとして、巻末に国民の皆さまへのメッセージを載せました。どうぞご活用ください。
 この『訪問看護アクションプラン2025』を、訪問看護関係者だけでなく、行政・在宅関係事業者・国民など幅広い立場の方々に参考にしていただければ幸いです。

4つの柱
 具体的なアクションプランは、4つの柱です。
① 訪問看護の量的拡大  (3つの具体的課題)
② 訪問看護の機能拡大  (4つの具体的課題)
③ 訪問看護の質の向上  (4つの具体的課題)
④ 地域包括ケアへの対応 (4つの具体的課題)
詳しい内容が書かれていますので、参考にしてください。

国民へのメッセージ
 訪問看護が国民目線で見ると周知度が低いということを自覚し、様々な場で訪問看護を知っていただく努力をしようということで、「国民へのメッセージ」としてまとめました。活用していただければ幸いです。

勇美財団の助成で完成しました。詳細は、当協会のホームページ参照。