ガルーダ第3陣来日 しかし・・・
ガルーダ第3陣来日 しかし・・・ 8月25日分
久々に、EPAインドネシアから来日した候補者の件。ガルーダ・サポーターズの活動も含めて、トピックスをお伝えします。つい先日『ガルーダ・サポーターズニュースNo.8』を発行しましたので、それとダブル部分はありますがご了承を。
◆第3陣は、114名の来日
第3陣は2010年8月7日に、114名(看護師候補者35名、介護福祉士候補者79名)が来日しました。それぞれ、名古屋と横浜で日本語の研修中です。それにしても、第1陣は208名、第2陣は362名の来日に比べると、ずいぶん少ない来日です。マスコミにもほとんど掲載されていません。どうしてこんなに少ないのでしょう。このままでどうなるのでしょう。
◆帰国者は、15名
EPAに基づきインドネシアから来日した看護師・介護福祉士候補者の中途帰国者が相次ぎ、2008年以降、計15名(看護師12名、介護福祉士3名)となっている。日本の国家試験突破の難しさなどから、将来展望が見出せずに就労をあきらめた人が少なくないと見られる。(2010年7月9日、読売新聞より)
経済連携協定(EPA)に基づきインドネシアとフィリピンから受け入れた看護師候補者の負担を軽くするため、厚生労働省の検討会は24日、看護師国家試験で、日本語の病名に英語を併記したり、一部の漢字にふりがなをふったりするなどの基本方針案を固めた。同日午後、有識者の検討会で認められる見通し。
◆厚生労働省から国家試験の改善策が発表
「候補者の国家試験合格率が著しく低いため、専門家らが医療現場が混乱しないよう対応策を議論していた。
対応策として、医学や看護の専門用語については、日本語の病名に英語を添えることを検討。候補者は母国で看護師の経験があるため、病名がすぐにわかれば、何を聞かれているか理解が進み解答がしやすくなる。例えば「糖尿病」は「Diabetes Mellitus」、「関節リウマチ」は「Rheumatoid Arthritis」などと併記。また「ヘモグロビン」に対する「Hb」など、国際的に認定されている略語も、理解を助けて問題を解く時間が短くなるように併記する。
さらに文章の表現でも、問題文で省かれがちな主語や述語をきちんと明示し、「摂取する」などの難しい日本語の表現を「食べる」と言い換える案が有力だ。常用漢字以外の難解な漢字にはふりがなをふる方針。候補者のほとんどは日本語を初めて学び、6カ月の日本語研修をしただけなので設問が理解しやすくなる。
一方、異なる用語が入り交じって現場が混乱しないよう安全対策にも考慮。「褥瘡(じょくそう)」などの重要な専門用語は「床ずれ」と簡単な日本語に置き換えたり、ふりがなをふったりすることはしない見込み。 (朝日新聞より) (詳しくは、厚生労働省のホームページ参照)
◆国家試験対策合宿講習会のお知らせ ガルーダ・サポーターズ主催で、国家試験対策合宿講習会を開催します。昨年の受講生のうち2人が合格した経験を生かして、今回の内容は次の通りです。
★看護師・介護福祉士 同時開催です。
第一陣看護師候補者は最後のチャンス!
そろそろ介護福祉士候補者も真剣に準備が必要。
★東京と大阪で開催です。
東京:2010年10月29・30・31日の3日間です。
大阪:2010年12月28・29・30日の3日間です。
★ホームステイの予定です。
受講生の経済的負担軽減のために、会員宅へのホームステイの予定です。
(人数により変更はあります) ホームステイ先の募集を追って連絡します。
★交流の集いを計画する予定です。
会員のみなさま、ぜひご協力をお願いいたします。
―――詳細は、追って連絡いたしますので、まずは記憶とスケジュール調整を!―――
◆国家試験対策講習会の講師募集
看護師・介護福祉士国家試験対策の講師を募集します。講師陣が鍵になります。交通費の実費はお支払いできますが、基本的にボランテイアで若干のお礼程度です。受講生が何人かもわかりませんが、ご協力してくださる方、お願いいたします。
ガルーダ・サポーターズの会員にまだなっていない方、どうぞ会員に!
何かとみんなでがんばっています。