久々の現場での実践
久々の現場での実践 2017年4月15日
この間、グループホームわいわい白州の立ち上げに没頭していてブログを書くゆとりがありませんでした。実にたくさんのことがあり書ききれない状況です。
◆4月1日から入居開始
入居者18名(定員18名なので満室)が決まり、順次入居が始まっています。認知症の度合いや特徴・ADL・ご本人の人そのものがわからないので見極めが最も大事な時期なので、ホーム長の山下健一さんと二人交代での泊まり込みをしばらく実施しました。日勤・夜勤・日勤(36時間)そして帰宅し寝て、翌日またその体制。4月18日現在15名の入居です。多様な方々が入居され、日々驚きと発見と心労。
職員は徹底した自立支援の経験者はなし(ホーム長を除き)。みなさん緊張しながらも挑戦しています。
桜の季節を楽しもうと早速何度も天気と相談しながら外出を実践。
『だんだん会』のホームページ参照。
◆徹底した自立支援の難しさとおもしろさ
一実践者として認知症の人とかかわらせていただくことは10数年ぶり。近年は、管理業務と事業立ち上げ、そして制度改革、普及活動などが主で、認知症の方や人生の終末期の方に直接的な支援を行う機会がありませんでした。
それができるようになり、「本当にできるかしら」と少々不安はありましたが、やらせていただいています。難しい支援ですが、やっぱり面白いです!
・「夜に家に帰ってみたい」と一人で外出する人に同行して『今晩はやめて明日にするから帰る(グループホームに)』というようまで支援する
・『入浴は遠慮します』となかなか入浴できないでいる方に『やっぱり今日入浴しようかな』と自分で入る気になるようにする支援
・「私のこれまでの人生は大した苦労もなくいい人生で悔いがないのよ」から始まって、『苦労』をキーワードに、6人くらい(もちろん認知症の方々)でわいわい盛り上がったリビングでの30分。
まあまあおもしろいし、人生勉強にもなります。
やはり、現場は宝物ですね。