努力目標

努力目標  1月5日分
 
 年の初めは、好きです。なんだかワクワクします。どんな年になるのだろうと。これもあれもこうしてみようと心機一転の機会になってうれしいです。
 たくさんの方から年賀状をいただき、ありがとうございます。返事を出すつもりなのですが、もし届かない方がいらっしゃれば、このブログでお許しください。みなさんからの「ブログ楽しみに読んでいますよ」という一筆を拝見して、“やはりガンバッて続けよう”と心新たにしました。
 さて、今年は・・・。あまり張り切らず、ほどほどにしておきます。自分の中での努力目標だけちょっとだけ聞いてください。

活字に触れる時間を増やす
 要するに、新聞や雑誌をていねいに眺めるということと、本をたくさん読もうということです。本はよく買うし、いただくし、周囲にたくさんあるのですが、きちんと読む暇をとることができない状態が続いています。故川上武先生に「あなたは、系統的にきちんと勉強したほうがいい。勉強が足りない」といわれていました。そのとおり。うすっぺらいことを表出するのでなく、きちんと勉強しながら、また自分でしっかり考えて行動することに重きをおきたいとつくづく思うのです。
 具体的目標を決めてそれを実行していこうと目標を定めました。本を週に◆冊読むという目標。がんばるぞ! どうぞいい本があったらご紹介ください。私もいい本に出会ったらここで紹介しましょう。

嗅覚にこだわる
 年末からなんだか気になっていたのがこの『嗅覚』。人間が外界から刺激・情報を取り入れるのは、5つの感覚器官(視覚・聴覚・味覚・触覚、そして嗅覚)から。私自身のセルフコントロールの方法の一つに、“5感の研ぎ澄まし”というのがあります。これは聴覚はとても効き目があると自分で思っているのですが、嗅覚については“未開のゾーン”なんです。
 ところが、1月3日の朝日新聞にワインのソムリエの田崎真也さんが記事が載っていました。
・ワインの差は、微々たる香り。
・人間が感じる「味」は、舌だけではなくにおいでも左右されるという最近の結果。
・人間が感じる味の大部分は、鼻の奥でにおいを判別する嗅細胞に負っている。
・視覚などの他の感覚は、理性や言語機能を支える大脳新皮質と直結している。一方の嗅細胞が感じたにおいの情報は、大脳辺縁系に伝わる。この部分で本能的な行動を促す機能もある。
・人間は、1万種類を嗅ぎ分けられる。
・一日1回でも意識して嗅覚を使えば感覚は格段に磨かれる。

 認知症の人にかかわり始めてから、大脳生理学などを勉強する機会を多くしています。この内容は非常に興味深く、1万種類ものにおい・香りを嗅ぎ分けられるとすれば、なんだかうれしいです。嗅覚にちょっとこだわってみようと思っているのです。

歩く
 ありきたりかもしれませんが、今年は『歩く』挑戦です。歩くのは、気力と時間が必要です。それを作って、保って歩いてみようと思っています。早速、歩いています。バッグもリュックに代えて・・・。
 どのくらい続くか・・・。心配なのですが、ここでみなさんに公言すれば見栄を張って少しは長続きするでしょう。がんばってみます。

今年もよろしくお願いします。