定期巡回てくてく24 看護強化タイプ
定期巡回てくてく24(その1)
2017年10月5日
10月1日(日)から『定期巡回てくてく24』(定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業)をスタートさせている。この事業実施については、いろんな意味で興味深く、感慨も深い。
看護強化タイプの事業展開
一日複数回、毎日(365日)ご自宅を訪問して排泄ケア・食事ケアなど日常生活援助をして在宅での生活の継続を支援する者です。全国で実施されているが、多くは介護中心の定期巡回サービスになっている。看護のかかわり方は、大まかには2種類で、「一体型」と「連携型」に分かれる。「一体型」は、看護職を常勤換算2.5人以上配置して看護と介護が一体として運営する方法であり、「連携型」は、看護が必要な利用者については近隣の訪問看護事業所(ステーション)との連携で運営する。連携型が多い。
しかし、我が、だんだん会では、一体型で看護強化タイプという極めて珍しいやり方で実施し始めたところです。
簡単にいえば、介護職が中心に運営し看護職が連携するということではなく、看護職がかなり主体的に運営するというものです。
人生のターミナルの方も一日複数回の医療的ケアも
看護職チームが責任をもって定期巡回サービスを実施するということは、次のような方々の支援が可能だということです。
◆一人暮らしで、一日複数回の排泄介助など日常生活支援が必要な方
◆一日複数回のインシュリン注射などの支援が必要な方
◆人生の終末期を家で過ごし、最期まで自宅で暮らしたいと思っている方
◆がんなどの病気で病状の変化など不安をお持ちの方
◆退院直後で在宅生活安定のための頻繁の訪問支援が必要な方
◆一日複数回の確実な薬の内服援助が必要な方
◆認知症などで頻繁な安否確認が必要な方
現在、利用者は4名
はじまったばかりですが、重度の方を含めて4名の方が利用されています。