怒り! この間の沖縄基地問題
怒り! この間の沖縄基地問題 5月25日分
この間のニュースを見ていてどうしても怒りがこみ上げてくる! みなさんどうでしょうか?
マニフェストで掲げ、国外・最低でも県外に基地を移転するとして勝負した前回の選挙。あれは何だったのか! できるはずがないと思っていたアメリカ軍の基地を本気で県外・国外に移転すると大々的に公約に掲げたではありませんか。本気でやるつもりがあったのですか? 国外あるいは県外移転などということはそもそも幻想で、基地廃止しかないわけです。沖縄県民だって、たぶん県外に移転すればいいと思っている人は多くはなく、「他に押し付けることを求めているわけではない」「なしにしよう」ということだったのではないでしょうか。
だまさないでよ!
自民党政権の継続は、何があってもだめです! たとえ民主党がだめでも自民党に戻ることはありえません。私は自民党政権打倒のために何か役立つことがあればと思っていました。そういう意味では、実は民主党に少々期待していた面があります。大幅な価値観の転換、嘘のない正直な民主的運営と思っていました。私たちが生きている間に人間を大事にする政治の実現ができるかもしれないと思ったからです。
しかし、この間の普天間基地の移転問題については、どう考えても詐欺です!
「できもしないことを公約に掲げないでよ!」
「嘘を言って票を獲得したのね!」
「住民・人々の気持ちをそんなに軽んじるの!」
「どこを見て政治をおこなっているの?」
「バカにしないでよ!」
昨日(5月29日)福島大臣が罷免された。
もっと怒ってよ!!
マスコミもよくない!
これはとんでもないことでしょう。
マスコミの取り上げ方が結果的に国民の気運を左右してしまう時代。
根本的にもっと怒って、正義というんだろうか、当たり前のことが通じる日本社会にしなければ・・・。
混沌とした行く先
自民党はだめ。民主党に期待したが思った以上によくない。嘘・でたらめ・ごまかしだらけ。そんなに一気にうまくいくわけがないのだから、正直に少しずつやっていけばいいのに、いい子ぶっている。かといって信頼できる政党は? これが多くの国民の声ではないだろうか。混沌とした政治状況が続くことが予想される。こういうときに、あっという間にファシズムが台頭するというのが歴史的な教訓とか・・・。一般市民が、あるいは良心的市民が、あるいは本当の知識人がどうするか。あせらず、広い視点で、自分の頭で考え、そして何か行動しよう! 評論家(誰が悪いとかいろいろいうことはOKしかし・・・)ではなく、主体的にかかわって何かをよくすることに、発言・行動を粛々と行っていくことが大事ではないかと思う。
とはいうものの、なかなか難しい。あきらめや脱力感・・・
これは、基地問題だが、私が関係する高齢者介護・医療・看護問題はどうか! 同じように混沌としている。先が見えるかと思ったのに実は全く見えていない。
幸福感を実感できない日本人。他人事、他人のせい、とばかりいっていても何もよくならない。基地問題も高齢者問題もさて、どうするか。自分の立つ位置をしっかりと踏まえて、それぞれが自分ができることをどう実現していくか・・・。
まずは、怒る。しっかり怒る!! そして・・・。