気持ちのリセット
気持ちのリセット 2013年8月5日分
「あのイベントが終わったら新しい自分の仕事に取り込もう」「この原稿を書き終えたら映画を観に行こう」「あの講演を無事に終えたらダイエットに再挑戦しよう」などと、「あれが終わったらあのことに・・・・」と、ついついそういう気持ちが続いてしまう。ほっとできない。常に何かの課題に追われているような・・・。
一冊の本、あるいは1つの原稿を書き終えた時の達成感・満足感は言葉にはできない何とも言いようのない満ち足りた気分になります。その達成感・充実感を味わいたくて頑張って書いているといても過言ではありません。なのに、それは長く続かないんです。長く味わっていることができず、あっという間に別な課題に追われてしまう。
どうせ、それが終わったら次の課題を自分で作ってしまうのに、引きずってしまう。さわやかに生きられない悲しい性格?・・・。みなさんはそんなことありませんか。
気持ちのリセット
それで最近つくづく考えているんです。どうしたら、気持ちのリセットができるのか。さわやかな気持ちでの生き方は?
私自身の生活の中で、心から「ああ、素晴らしい!」「何ときれいなんだろう!!」「何といい話!!」と、びっくりマークが2つ・3つつくような気持ちになるのはどういう時なのかを探ってみているんです。
その結果、わかったことは、山の緑や川のせせらぎなどの自然に触れているとき、温泉に入ったときなどのようなんです。その時には、他の気になっていることは全部忘れて、頭の中が真っ白になっているようなのです。それこそ、“気持ちのリセット”です。
リセットが済むと、それまで抱えていた「やらなければならないと思っていること」が、くっきりとしてくるのです。ぼんやりあれもこれも・・・と思っていたことが、優先順位や緊急度が見え、ゆったりしてくるのです。
そんな自分の習性とでもいうものを知って、私なりに「気持ちのリセット方法」を身に着け始めました。生き方がだいぶ楽になってきました。この夏。猛暑が続いていましたが、私なりに過ごすことができているような気がします。そんなこの頃です。