納豆汁
納豆汁 1月5日分
年が変わったと思ったら、あっというまに10日も経ってしまいました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
1月7日は、七草? 納豆汁?
私は山形県寒河江市幸生(さちゅう)出身。お正月はお雑煮を食べる習慣はなく、七草がゆも東京に来て初めて知りました。私の実家での正月は、とろろ芋をすり鉢ですってさまざまな調味料を入れ、極め付きは『乾燥シソ』を焙烙で煎って粉にして入れた特製とろろかけご飯。とろろかけご飯はご馳走です。3が日精進料理です。そして7日には、納豆汁をいただくのです。それは、山形県の一般の姿なのか、最上地方の習慣なのか、はたまた私の家の独特の習慣なのか私にはよく理解できていないのですが、そうやって育ったのです。
納豆汁
私の夫は甲府の人です。ですから甲府の習慣と山形の習慣とをミックスして適当にお正月を過ごします。今年は、納豆汁を作りました。7種類以上の野菜をお汁にして、味噌と納豆で味をつけます。どうしても欠かせないのが、『芋がら』です。やっと見つける食材です。芋がらとは、里芋の茎を干した乾物です。これを入れないと納豆汁が出来上がらないのです。納豆は、すり鉢ですって汁に入れます。なんとも入えず美味しいのです。大根・ごぼう・ニンジンなど根野菜をたくさん食べられます。
人参ジュース
納豆汁のことを書きましたが、これに限らず最近は(お正月も)凝って料理を愉しんでいます。何より大事なのは食材。無農薬野菜はずっと使わせてもらっています。山形の母も一生懸命作って送ってくれます。うれしいのは、毎朝の人参ジュース。人参とりんごとレモンの3種類は欠かさず、それにその日によってみかん、きうい、トマトなどその辺にあるものをジュースにしていただきます。これはわが家では大好評。続いています。
何が幸せ?
何が幸せかわかりませんが、とにかく今を一生懸命生きていこうと思っています。まずは、“食”。これは語り始めると何時間でも続くほどこだわりたいし、こだわっていることでもあります。でも今日はほんの少しだけご披露しました。
ときどき、こんな話題も盛り込んで今年もできる限り、このブログを続けて生きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。