被災地支援ナース・感謝
被災地支援ナース・感謝 2013.1.15分
12月のこのブログで被災地支援ナース募集の件を書きました。全国訪問看護事業協会の被災地支援活動の一環としての『絆事業-支援ナース』です。それに応えてくださるナースがいました! ありがとうございます。
奈良県の訪問看護師が常勤として
おかげさまで問い合わせが数件ありました。私のこのブログをみて声をかけてくださったナースもいます。
雇用に結びついた人は、その後まず1人なのですが、その方は奈良県内の訪問看護ステーションで働いていた方です。ちょうど退職していて、この絆事業に賛同して常勤として期限を決めず長期に宮城県内の訪問看護ステーションで勤務してくれることになりました。もう二人は『お見合い中』(受け入れ側と支援ナースで交渉中)です。
南相馬の訪問看護ステーションも再開予定!!
一時休止していた南相馬の訪問看護ステーションも地域の要望に応えて何とか再開しようと昨年夏から準備してきたそうです。ところがどうしても看護師が集まらなく苦慮しました。被災地特例で看護師が2.5人いなくても再開することは不可能ではないのですが、その仕事の質から考えて、とても一人や二人の看護師でできる事業ではないということで粘り強く看護師を探したそうです。この絆事業にも申請があったのです。
つい先日の話で、何とか3人集まったので再開する予定で事務所の準備も始まったとのことでした。訪問看護事業を経験したナースたちは口をそろえて、「訪問看護事業は1人ではできない。看護師がただ訪問すればいいというものではない。中途半端なやり方ではかえって迷惑をかけてしまいかねない。地域住民に責任をもってきちんとした内容の訪問看護サービスを実施するなら、最低限3人のナースは必要だ」といいます。
最近、被災地の訪問看護ステーションの何人かの管理者の方と電話で話しをする機会がありましたが、とにかくがんばっている!! たくましく! かえって私の方が励まされてしまうくらいです!
「宮崎さん、また遊びに来てください! がんばっているのを見に来てください!」と元気に声をかけてくださいました。心から謝謝・・・。
まだまだ募集中です!
まだ支援ナースの依頼は届いています。訪問看護ステーションのみならず、「被災地だからこそ訪問看護師たちが中心となって『複合型サービス』を立ち上げたいんです。だから訪問看護師が必要なんです! つないでください。紹介ください」というところもあります。心ある方、条件が許す方、どうぞご支援を!!