[原発]を語る会    8月5日分

 私は、3月11日以降、どうしても芯からの元気が出てこなくて、無力感・脱力感など深いところでのひっかかりがある状態です。その大きな原因は原発事故です。一生懸命がんばったって、たった一つの原発事故で地球環境も社会保障も、将来にわたって長い時間苦境にさらされる。人間の命や生き方が、『原発関連』でかなり大きく地球規模で影響がある。そんな中で私は何をやっているのだろう? 何もできないけれど、どこを見て、何を目指していけばいいのだろうか・・・。などと深い悩みにはまってしまう。かといって落ち込んでいるわけではなく、日々はいつもどおりではあります。
 私の身近な人間が長年、原発・再処理などそれらの関連の現場での仕事をしてきました。その人が、若い世代に語り継ぐ会を企画しました。山形での実施なので参加はしにくいかもしれませんが、宿泊OKで準備があります。よろしければ、どうぞ避暑がてらご参加ください。
 マスコミでは聞けない実名入りのここだけの話が展開されるじかと思います。将来を考える材料があるかもしれません。
 以下に概要を示します。

『原子力の未来』への遺言―――原発・再処理に携わって37年の当事者の証言

23歳から原発・再処理などに携わってきて、『危ない』といい続けた。それで淘汰された。今後の対策は・・・。捨て場のない高放射性廃棄物・・・。
私は学者ではありません。原子力のプロジェクトエンジニアでした。原子核物理と原子炉工学は専門外なのでここでは省く。現在59歳でほぼ現役を退いた形です。住民票は茨城・水戸ですが、年間の95%は山形で自然と農業を楽しんでいます。原子力の裏街道を歩いた非組織人間でした。
 息子たちに伝える会を行います。どうぞお集まりください。

日時:2011年8月20日(土)14:00~
場所:幸生公民館  (山形県寒河江市幸生)
内容:◆語り   大沼直義氏
『申し訳ない 子どもたちへ伝えておくこと』
    ~御用学者とキャリアと現場のギャップ~
          ~原発事故は、実は何の問題?~  
          ~原発は、安全か 危険か~  などなど なんでも。
   
◆たっぷりのQ&A  大沼直義氏と子ども・姪・甥
◆おいしいもので交流会

企画:『原子力の本当のことを聴く会』  責任者:大沼威之
問い合わせ先:事務局  宮崎和加子
Mail info@miyazaki-wakako.jp
TEL 090-9395-0509