朝日新聞に
5年半前に開設した『わがままハウス山吹』。介護施設ではなく「多機能型シェアハウス」「支援付き共同生活住居」という中身です。年齢や住民票の場所、あるいは病気や要介護にも制限なく誰でもが入居できる。ただ夜間帯(19:45から翌朝7:45)は職員が滞在しないので、その時間帯に他の入居者に迷惑をかけず一人で過ごせる人が入居条件です。11名が住める小規模でつながりを重視したシェアハウス。
このことが10月31日の朝日新聞の22面の゛列島NOW”にかなり大きく掲載されました。写真を3枚も(そのうち一枚は私の顔写真)。時々『山梨日日新聞』に紹介されたり、寄稿したりしていましたが、朝日新聞は久しぶりです。このごろはあまりマスメデイアなどに載らないようにしているのですが、『わがままハウス』のようなシェアハウスの発想がおもいしろいということで取材を受けました。
記事の中に入居者さん2人が実名で登場している。90歳でオペラの舞台に立って歌う森田さんと、3年前に95歳で山口県から移住し入居した川柳が得意な益富さん。他の入居さんも日々元気にいきいきと暮らしていらっしゃる。
益富さんがこう話してくださった。「山口の知り合いの何人もから電話で‶新聞見たよ! 元気に過ごしているんですね。見知らぬところに引越していってどうしているかなと思っていたんですよ”って。嬉しかったよ、載せてもらって」
だんだん会の本部にも全国から問い合わせが多数ありました。どれだけ応えられるかはわかりませんが、高齢期を暮らす場として一つの選択肢として参考になれば幸いです。